心理的安全性認定ファシリテーター講座

危機の時代でも成果を出し続けられる
心理的安全な組織・チーム運営スキルを身に着けよう

「職場」と「チーム」は違う

あなたの職場は、単なる「職場」でしょうか、それともメンバーが切磋琢磨し力を発揮し合う「チーム」でしょうか?

ただの「職場」では、トラブルが起きた時、犯人さがしをします。
「チーム」では、起きてしまったことに対して、建設的な解決策を考えます。

「職場」には、過干渉か無関心が蔓延(はびこ)っています。
数字に対してキツく詰め寄り、箸の上げ下ろしまで指示するマイクロマネジメントか、
失敗が見えているような穴だらけの企画であっても「私には関係ないから」と放置され、その企画に貴重な予算と人員が投じられたりします。そして、やがて失敗するプロジェクトの責任の押し付け合いがはじまります。

「チーム」では、メンバーがそれぞれの観点から、自由闊達に意見を出し合います。企画の穴は前向きに塞がれ、議論しても分からないことを顧客と市場にクイックに問い、実際のフィードバックから、学ぶことができます。

つまり、職場といっているのは、ただ複数のヒトの集まり、つまりグループで、
チームは、同じような目標・目的を持って、ともに問題解決に取り組み、アイディアを出し合う、活気があります。

リモートワークや、在宅勤務によって、集まる場所を失った「職場・グループ」が、バラバラになる、それは最早必然と言えるかもしれません。

そして、そのような「職場」と「チーム」を分けるものが、最近話題の「心理的安全性」なのです。

「心理的安全性」とは

「心理的に安全なチーム」とは、具体的に、どのようなチームなのでしょうか?

20年以上にわたりこの分野で研究を続ける、心理的安全性の第一人者、ハーバード大学のEdmondson教授によれば、心理的安全なチームでは、メンバーのひとりひとりが、次のような感覚を持つといいます:

  • 厳しいフィードバックを与えたり、真実を避けずに難しい話し合いをしたりできる
  • ミスをしても、そのために罰せられたり、評価を下げられたりすることはない

そりゃそうだ…と、思いませんか?

メンバー全員がこんな感覚を持っているチームなら、なんでも自由闊達に話したいことが話せます。ですから問題点は素早く発見・共有され、忌憚のない意見はどんどん出され、プロジェクトはどんどん改善され、いろんなことがうまく周りだし、どんどん成果が出そうです。

問題は「具体的にどうすれば、メンバー全員がそんな感覚を持てるようになるのか?」ということです。

そして「心理的に安全なチームを作り上げるために、リーダーとメンバーは、具体的に何をすればいいのか?」ということです。

チームにどうやって「心理的安全性」を育むのか

島津 清彦 経営プロフェッショナル / 上場企業社長経験者 / 禅僧

申し遅れました。わたくし、島津清彦(しまづ きよひこ)と申します。いまは、禅僧と複数社の経営顧問をしています。もともとはサラリーマンとして中小企業に新卒で採用され、そこで25年勤めました。

200人からグループ6000人までの成長を目の当たりにし、私自身、いち営業マンから、店長、人事部長、専務取締役、子会社社長、そして上場企業「ピタットハウス」代表取締役まで、あらゆるポジションを経験しました。

子会社の社長としては赤字会社を黒字化させ、上場企業の代表取締役を務めていたときは、過去最高益をもたらしました。

もちろん「社長」という肩書や権力を持っていたとしても、一人でそんなことができるはずがありません。私が注力したのは「どうやって、メンバーに活躍し、才能を発揮してもらうか」という、はたらく環境づくりや、そのための心理的柔軟なリーダーシップを社内に育むことでした。

みんなの雰囲気が徐々に改善し「職場」が「チーム」へと変わっていく。現場のメンバーの意見をきっかけに業務改善やイノベーションが起き、部門間の対立を越えて協力しあい、業績が上がり、顧客から信頼され、組織のひとりひとりが楽しそうに仕事をしはじめる。そんな光景を見ることで、深い満足感が得られました。

これら実際の経験からも、心理的安全な風土・カルチャーを構築するかが業績を飛躍的に向上させる上で、極めて重要だと言えます。

2社の代表を務めた経験、その後ソニー不動産の創業時取締役を務めた経験からも「自分が組織に入っていけば、よいチームをつくり、業績改善できる」との信念を持つに至りました。そして「この心理的安全な組織・チームづくりのノウハウを、より多くの人に届けたい」と思うようになりました。

それも「わたしだからできる」という個人のノウハウではなく、科学的な研究に基づき、各現場で健闘されている、リーダーのみなさまが使える形でお伝えしたいと思っています。

心理的安全なチームづくりには「4つの要素」が必要

このような効果的なチームをつくるための必須の要素、心理的安全性は「4つの要素」から作られることが、わたしたちが慶應義塾大学と共同で実施した研究で明らかになっています。(※2018 ポジティブサイコロジー医学会にて「職場に於ける心理的安全性の尺度開発」として発表)

それは「①話しやすさ ②助け合い ③挑戦 ④新奇歓迎」の4つの要素です。

講座では、これらひとつひとつについて、丁寧に触れますが、本ページでも少し補足をしましょう。リーダー・管理職を務めたことのある方なら「新しいプロジェクトや改善のためのアイディアを会議で募集したが、なかなか口を開くメンバーがいない」経験や、「緊急で対応が必要なはずのトラブルの情報が、発生後しばらくしてやっと知らされた」という経験から、「①話しやすさ」の重要性はよく理解しているのではないでしょうか。

しかし、それでも「自分は下からは率直に情報や意見がほしいが、上には、率直にモノを申しにくい」のが、多くの人の現実なのではないでしょうか。

つまり、単に「なんでも話していいよ」と言えば解決するような、単純な問題ではないのです。この問題に魔法の杖や銀の弾丸はありませんが、最短距離はお伝えできると考えています。

心理的安全性の専門集団が直接講義

心理的安全性のリーディング・カンパニーであるZENTechでは「心理的安全性 認定ファシリテーター講座」を開催し、生産的なチームをつくるにあたって、最も重要な要素である「心理的安全性」と、チームの中でそれを向上させるために必要な「心理的柔軟なリーダーシップ」をトレーニングします。

ZENTech社では「2500年の禅の智慧」「現場に基づく実践知」そして「科学的な理論・体系」の3つの観点から、バランスのとれた、現場で活用でき、応用でき、未来にわたって使えるスキルの育成に取り組んでいます。

また、当社は様々なメディアでも取り上げられており、日経クロストレンドEXPOで人気記事ランキングの1位と4位、イベントログメディア ログミーで人気ログ1位・2位にランクインするなど「心理的安全性」を日本に広めるべく、全力で取り組んでおります。

講師紹介

本講座では、実践編を担当する講師 島津清彦に加え、心理的安全性を可視化する組織診断サーベイ「Safety Zone®」開発者であり、国内 心理的安全性研究の第一人者として慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科 研究員も兼任する科学者 石井遼介の2名が講師を務めます。

あなたのチームに心理的安全性をインストールできるよう、2ヶ月間にわたって充実したトレーニングを行います。

島津清彦

株式会社ZENTech 代表取締役社長
元スターツ ピタットハウス代表取締役。元ソニー不動産取締役。東日本大震災での被災を機に上場企業の社長というキャリアを捨て、2012年、経営人事コンサルタントとして独立起業。その後、多くの世界一流リーダーが禅に辿り着くことを知り、自らも出家得度し仏門入り。経営者と禅僧という二つの顔をもちながら、現在は官公庁、大手企業を中心に禅を活かした経営・組織開発コンサルティングやリーダーシップ研修、講演、坐禅指導等を行う。 「仕事に活きる禅の言葉」など複数の著書もある。

石井遼介

株式会社ZENTech 取締役 / チーフサイエンティスト
一般社団法人 日本認知科学研究所 理事
東京大学工学部卒。シンガポール国立大 経営学修士(MBA)。 神戸市出身。 行動分析の研究者として、チーム・組織のパフォーマンスを科学し、 ビジネス領域、スポーツ領域で成果の出るチーム構築を推進する。 日本の組織・チームに於ける心理的安全性の計測尺度を開発。 2017年より日本体操協会より委嘱され、オリンピック強化スタッフ( 医・科学スタッフ)も務める。

 

2ヶ月、隔週、5回で行われる、スキルが身につき仲間のできる実践的トレーニング

このファシリテーター講座では、全5回・各回2時間半の講座で、じっくりと学ぶことができるカリキュラムをご用意しています。

各回の講座と講座の間も、2週間の実践期間を同期の仲間とともに自社・自チームで試し、成功体験・失敗体験を共有しあい、試行錯誤し、チームを前に進めることができます。

第1講-「チームの心理的安全性」の理論と実践

第1講では、心理的安全性の理論的な背景や、心理的安全性と生産性や離職率との関わりをお話しします。そのうえで、心理的安全なチームをどのようにつくり、組織からイノベーション(新商品開発)につなげたか、組織の生産性を上げたか(組織開発)、具体的な事例をお伝えします。

また、よいチームを育むために翌日から即利用できるノウハウとワークをお渡しします。

第2講-リーダーシップとしての「心理的柔軟性」

心理的安全なチームは、この変化の時代にあって、未来志向の、新しいことに取り組み、模索を続けるチームです。そのようなチームでは、トラブルや想定外が起きることは、むしろ「前提」といえます。

それでも、現在起きているような世の中の変化に、ただ座して祈ったり、ただ翻弄されるのではなく、少しでも行きたい未来へと漕ぎ出すのが心理的安全なチームです。

そのようなチームをマネージする、リーダーの「心理的柔軟性」について、第2講ではお伝えします。講師からも「心理的柔軟ではないリーダーシップ」から、プロジェクトや組織運営を失敗に導いてしまった自己開示を共有します。

第3講-人々の行動・習慣を変える科学的手法を学ぶ

混沌とした時代にあって、従来のPDCAモデルはもはや適応できないといわれています。変化が激しく、プランを作っているうちに状況が変わり、またプランをし直さなくてはならなくなるからです。PDCAではなく、「未来をさっと見通し、行動し、レビュー」すること。言い換えれば、計画ではなく、行動の重要性が向上したといえます。

第3講では「行動科学」という心理学の一分野を、職場に適用できる形でカスタマイズした知見をお届けし、人々の行動がどのように制御されているか、どのように望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らすかという実証された知見をお届けします。

手始めに、あなたの望ましくない習慣(習慣とは、行動が持続することを言います)を取り去り、有意義な習慣を身に着けることで、この行動科学の強力さを体感して頂きます。

第4講-「言葉の力」を学ぶ

第3講では「行動」というものについて広く取り扱いました。わたしたちの持つ(そして、あなたも今、この文章を読みながらその力を使っている)「言葉」の力は、言語以外のすべての行動とは異なり、特殊な力を持ちます。

誰かの声掛けで勇気づけられ、やる気が出たり、組織の文化やカルチャーが生まれるのは、この「言葉の力」を持つ所以です。

第4講では、そのような言葉の力について学ぶとともに、言葉を通じて、あなた自身の「価値=とり続けたい行動」これは、いわば強みのようなものなのですが、それらを言語で明確にします。この「価値=とり続けたい行動」が分かっていることが、メンバーをどの仕事にアサインするかを決めるうえで、重要な指標になります。

第5講-相手の立場から眺める

最終日は「相手の視点をとる」というトレーニングをします。「相手の立場にたって考えよう」「お客様視点で考えよう」とは、様々な場所で言われるセリフですが、実際に相手の立場にたって考える、具体的なステップを私たちが味わうことは少ないはずです。

難しい相手であっても、その人と一緒にやっていくしかないのであれば、建設的なコミュニケーションができた方がよいはずです。第5講では、自分の立場と相手の立場の両方から「現実」を眺めてみることで、上司やメンバーに相対するときの、新しい手法をお伝えします。

また、最終日には、認定証の授与式を行い「心理的安全性 認定ファシリテーター」としての第一歩を踏み出します。

完全オンライン対応

また、現状の新型コロナウイルスの蔓延状況に鑑み、本講座は完全オンラインでお送り致します。(社会状況を見て、リアル受講との併用を行う可能性はございます)

既に、第8期では完全オンラインでの実施も行い、オンライン用に注意深く調整された講義スライド・ワーク・グループディスカッションを通じて「オンラインならではの深い学び」を得て頂けると好評です。

価格・お申し込み

価格 120,000円+消費税 (2ヶ月・隔週全5回)
再受講価格:10,000円+消費税 / 回
第9期日程 2020年5月20日、6月3日、6月17日、7月1日、7月15日
(すべて水曜日・19時~21時30分 完全オンライン)※ご事情があってご参加が難しい回がある方は、次の期の同日程に無料で振替可能です。
お申し込み方法 新規のお申し込みは、こちらのGoogleフォームよりお申し込みください。
再受講の方はこちらからお申し込みください

 

お申し込みはこちらから


 

講座修了後も継続学習

本講座の参加者特典として、 希望される方を卒業生が集うOB/OGコミュニティにご招待します。期ごとの横の繋がりだけではなく、期を越えた縦の繋がりも得られることで、心理的安全な組織変革の生の実践例や、共に心理的安全なチームづくりを行う同志が得られます。卒業生の企画するイベントや、当社の主催する卒業生限定イベント等に参加可能です。

お客様の声

当認定講座は大手企業の役員から、大企業のチームリーダー、10人以下の中小企業の社長・役員クラス、また組織づくりのコーチ・コンサルタントまで、幅広く受講していただき、チーム作り・組織づくりにお役立ていただいています。

メンバーが話すようになり、会議の生産性が上がりました!

受講前のチーム(8名)では、会議であまり意見が出ないことに悩んでいました。部長の私が、様々な説明をして、ようやく話し出すのが常でした。

認定講座の受講後、「心理的安全性の4つの因子」についてメンバーにも説明し、共有したところ「発言していいんだ!」と、これまであった余計な遠慮がなくなりました。

私が部の方針などについて話すと、すぐに反応・フィードバックがあり、会議の生産性がかなり向上し「トラブルなどがあっても、このみんなとなら解決できる」という安心感が得られています。

メンバー同士のミーティングでも、これまでより活発に発言が出ているようです。部下も会社から受講させます。ありがとうございました。

東証一部上場企業 人事部長

日常~ビジネスまで活用できる
守備範囲が広く、日常~ビジネスまで活用できる。知識としても面白く、非常にお薦めできる。
最も印象に残ったのは「きっかけ→行動→みかえり」の行動分析と、自分自身とメンバーの強みを導く「価値づけされた行動」。事例も具体的で良かった

日系 食品メーカー 常務取締役

顧客の真のパートナーになれた
B2B2Cのサービスで、クライアント企業から依頼を受けて、個人のお客様とお電話でお話しする仕事をしております。

心理的安全性認定ファシリテーター講座を受け、心理的安全性の考え方をチームに持ち込んで以降、クレームの数が激減し、また、これまで「スピード感と温度感」について、クライアントからご指摘されることが無くなりました。

コールセンターのメンバーからも、適切に情報が上がってくるようになり、管理者側で情報を整理し、クライアントに提示したところ「自分たちでは直接取れない、サービス改善のための重要な情報を、個人のお客様から吸い上げてもらえる」と言って頂け「どこにでもある下請け」ではなく、「ビジネス上、重要なパートナー」となれました。

心理的安全性の効果は、前述しました情報が上がってくることだけではなく、「チームとして学べて、実行できる」後押しができるところだと感じています。

日系大手サービス業 グループ長

チームで無駄を削減。残業が大幅に削減できて、びっくり!
「心理的安全性の3つの大丈夫」を壁に貼って、いつでも相談に来てもらえるようにしています。

受講後、直下のマネジャーが仕事を抱えこみ過ぎていることに気づき、心理的安全性の4因子「②助け合い」をもとに話し合いをしたところ、メンバーと適切な協力関係や、抱え込まず顧客へフィードバックをした方がよいことなどに切り分けることに成功。

月々の残業時間を追っているのですが、140時間→33時間と、自分たちが驚くほど残業が削減できて「これ、ほんとに月次?週次じゃなくて?」とエクセルシートを見直しました。ちゃんと月次でした。

日系大手サービス業・シニアマネジャー

自分の行動ががらっと変わった
講座の中のワークなどで、自分の行動分析が出来たのが良かったです。
自分は心理的“柔軟性”が低い、という結果がでて、なぜだろう?自分はフラットじゃないのかなと、自分で向き合えたのが大きかったです。
考えた結果ラクになれたというか、ものの味方が変わって自分の行動ががらっと変わりました。人の感情や理解しがたい行動が背景がなんとなく想像できるようになったことで、柔軟に考え生きるしなやかさと、メタ認知、全体を俯瞰する力が身につきました。

研修講師・コンサルタント

未来の自分の行動に変化を与えてくれる
「きっかけ・みかえり」を分析して、自分の行動を変えるというアプローチと、「他者視点をシミュレーションする具体的ワーク」を通して自分自身の行動や考えを振り返りできたことは、未来の自分の行動に変化を与えてくれる、よいきっかけになったと思います。

 

自分の人生にも影響する
チームの機能を向上するだけでなく、わたし自身の価値にも触れることができ、長期的な仕事や自分の人生にも影響すると思い、薦めます。
行動分析ワークで自分の課題を解決できそうなことや、禅の智慧も含めた講座内容が新鮮で面白く、また役に立ちました。

外資系企業勤務・マネジャー

 

お申し込みはこちらから